お金よりも仮眠の方が生産性は上がる

快眠のための行動(昼)

仮眠

快眠、安眠のための昼間の行動「仮眠」

仮眠による効果

お金よりも仮眠のほうがメリット大

もし、あなたに部下がいて、その部下にきっちり完全に仕事をこなしてもらいたかったら、次のうち、どちらの方法をとりますか?

  1. 仕事に対Lて報奨金を出す
  2. 昼間に仮眠をとらせる

現実的な場面では、ほとんどの方が1を選ばれると思います。この仕事が終われば、お金がもらえると思うと、部下は仕事へのモチベーションが高まり、精度の高い仕事をしてくれるはずだと期待します。

しかし、本当に部下が仕事をきっちりこなせる方法は2なのです。こちらの実験を見てみましょう。

視界に現れる形を判別するという課題を、1日に4回実施したときの反応速度をテストしたものです。図を見てみると、始まりから4回通して徐々に反応速度が低下していきました。これは、私たちの脳は、目覚めてから時間が経過するほど働きが低下していくからです。

ご自分では、時間に関係なく気分が乗ればいい仕事ができたり、何をしてもはかどらないときがあったりして、朝から夕方にかけてどんどん能力が低下していくような感じはしないかもしれませんが、気分はどうであれ、客観的な能力は時間が経過するほど低下しているのです。

さて、この実験では、2回目と3回目のテストの間に、30分と60分の昼寝をしてもらいました。すると、どんどん低下するはずの反応速度が、低下せず、むLろ向上したのです。

一方で、昼寝をしない条件で、報奨金を与えるから頑張れ! とモチベーションを高めた場合や、仮眠をせずに同じ時間だけ休憩をしていた場合には、反応速度の低下は防げませんでした。

健康のためには昼に仮眠をとることは良い、と言われても、やはり忙しければ仮眠などしている場合ではないと思われるでしょう。

しかし、生産性を向上させるという観点でも、仮眠によって午後の4〜5時間の客観的な能力が上がるとなるといかがでしょうか。ここまではっきりした結果が出てしまうと、ちょっとショックですよね。毎日を無駄に過ごさないためにも、仮眠が重要だと思わざるを得ないような感じです。

では、忙しい中で効率よく仮眠を取り入れるには、どうすれば良いのでしょうか。実は、仮眠とはいっても、眠ってしまう必要はありません。目を閉じるだけで脳の活動は変わるのです。

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