快眠のための行動(昼)
PC起動中に目を休める
午前も午後もいつでも眠いという方もいらっしやると思います。眠気を感知する神経の感度には、個人差があり、眠気をほとんど感じない方もいれば、少しの眠気も耐えられない方もいらっしやいます。
眠気を感じやすい方は、目を閉じてこまめに睡眠を挟み込んでいく方法により、眠気を解消しやすい傾向があります。まとめて仮眠がとれなくても、仕事中でも目を閉じられるタイミングは結構あります。
例えば、パソコンやアプリケーションを起動させたとき、エレベーターを待っている間、コピーをしている問、数10秒ほどのちょっとした時間があります。このときに私たちが何をしているかというと、ケ一夕イやスマホを見たり、遠くのテレビを観たり、ボーっとしています。
脳は、視覚を遮断Lなけれは休まりません。視覚は、自分が意図していなくても情報をどんどん脳に届けるので、休んでいるつもりでも、処理しなければならない脳内の情報は溜まっていきます。ちょっとした隙に目を閉じて、脳に入る情報を遮断してみましょう。
さらに、目を閉じるタイミングは、何かをやり始める前が最適です。例えば、車を運転するときは、シートベルトを締めてキーを回して、といろいろ操作をしているので、脳は一時的に覚醒しますが、運転を始めて15~30分程度経過すると眠気が出てくることがあります。
これは、もともと眠気があったにも関わらず、運転を始める操作をすることで脳が覚醒し眠気がマスクされて、運転が始まってから眠気が出てきたという現象です。
そこで、運転を始める前に1分、目を閉じてみまL よう。運転を始める前は、自分では眠気は感じていませんが、このタイミングで目を閉じることが大切です。会議を始める、パソコンで資料を作るなど、長時間集中し続けなければならないときは、始める前に目を閉じると決めておくことで、いつも眠いという状態から脱却することができると思います。