仮眠は、眠気がない休日に | 昼の行動による快眠効果

快眠、安眠のための昼間の行動「休日の仮眠」

仮眠をとるタイミング

一度、仮眠すると2～3時間も眠ってしまうし、30分以上はダメだというなら、仮眠はしない方が良いかも、と思われた方もいらっしやるかもしれません。

平日に目を閉じると、本当に眠ってしまいそうで心配だし、休日に仮眠をすると眠りすぎるという方です。

仮眠で長く眠りすぎてしまうということは、慢性的に睡眠が不足しているサインなのですが、その睡眠不足を1 回で解消する必要はありません。

このような方々は、短時間の仮眠をもっとコンスタントにたくさん挟みこんでいくことが有効です。

また、休日の昼間は、平日に比べて眠くないと思います。その眠くない日を使って、起床から6時間後に目を閉じてみましょう。

眠気は慢性化すると気づかなくなります。眠くない休日でも、眠気に気づいていないだけだと考え、意図して目を閉じることを続けていくと、睡眠→覚醒リズムの覚醒が低下する時間帯が固定されてくるので、その前後の覚醒が高まるリズムをつくることができます。

目を閉じることをやり始めたときは30分より長く眠ってしまうことがありますが、まずは長くなってしまっても良いので、毎週末続けてみてください。

続けていると、徐々に1回の仮眠時間が短くなつていくはずです。30分程度で目覚めることができるようになったら、今まで溜まっていた睡眠物質が返済されたサインです。この頃には、平日の眠気は減っていると思いますので、平日に目を閉じても短時間でスッキリするようになります。