老化予防

若さを保つことができる。

活性酸素を除去する作用が強い。

細胞が錆びるのを防ぐ

細胞膜は、酸化しやすい脂質で構成されている

最近の研究で、老化の促進に、活性酸素が大きく関与していることが明らかにされてきました。これについてはすでに述べましたが、ひと言でいうと、活性酸素によって細胞が「サビる」状態といえます。釘をそのまま放置しておくと、サビでボロボロになってしまいますが、これは空気中の酸素によるしわざです。同じようなことが、体の中で起きているのです。

私たちの体を構成している細胞を包んでいる細胞膜は、酸化しやすい脂質でできています。そのため、周囲に活性酸素が多量に発生すると、細胞は連鎖的に酸化して過酸化脂質などをつくり、障害されることになります。

老化は、こうした細胞の酸化が進むことで、生体機能が低下して起こつてきます。ですから、活性酸素が増えるほどに老化のスピードが速まるのです。いい換えれば、老化を防止するためには、活性酸素を除去することが有効であるといえます。

アロエベラには、活性酸素の消去に働く酵素の作用を促進したり、また活性酸素そのものの除去に作用して、細胞を活性酸素から守り、肌の老化や内臓の老化、脳の老化などを予防・改善する効果が認められています。

さらに、老化を防止するためには、コラーゲンの生成を促がし、新陳代謝を活発にすることがとても大事です。コラーゲンというタンパク質は、細胞と細胞をつなぐ働きをするタンパク質の一種で、若返りのタンパク質ともいわれ、体の新陳代謝を高めたり、皮膚に張りをもたせたり、骨を丈夫にするのにも欠かせないタンパク質です。しかも、高齢化にともない、このタンパク質は合成されにくくなり、不足してくることもわかってきました。

体の新陳代謝を活発にするには、コラーゲントタンバク質を十分に摂取することが重要であることを明らかにされています。

アロエベラのムコ多糖体には、コラーゲン・タンパク質の合成能力を向上させてくれる働きのあることが認められています。

皮膚にアロエベラエキスを塗ると、アロエベラエキスに含まれている有機酸のリンゴ酸や酒石酸、ビタミンCなどの効能により、コラーゲンの生成が促進されることを明らかにされています。

この効果は、アロエベラエキスを皮膚に直接塗った場合でも、経口的に摂取した場合でも、同じように得られることもわかりました。

つまり、アロエベラによって、皮膚のコラーゲンの合成能力が促進されると、細胞が固くなり、潤いが失われ、しわができやすくなるといった老化を防禦してくれる効果が期待できるのです。

皮膚は体内の健康状態を現わす鏡といわれるだけに、皮膚のコラーゲン生成が促進し、新陳代謝が高まるということは、体全体の若返りを意味すると考えられます。こうしてアロエベラは、活性酸素の除去作用とともに、体内のコラーゲンの生成促進作用を働かせることから、老化防止にすぐれた効果を発揮する物質として、たいへん高い評価を得ているのです。

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