気管支喘息・気管支炎

副作用の心配なく治癒率を高める

管支が収縮して狭くなり、けいれんして起きる症状

発作性の呼吸困難症はかなりツライ

肺気腫や心臓肥大の危険性もある

気管支噛息は気管支が収縮して狭くなり、けいれんして起きる、発作性の呼吸困難症をいいます。発作が起こると、呼吸が苦しくなり、ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音を発します。粘りのある疾が出始めると、徐々に呼吸も楽になります。発作をくり返すと、肺気腫や心臓肥大を起こすおそれがあります。

原因は完全にはわかっていませんが、アレルギー反応、細菌やウィルスの感染、ストレスなどが関係しているといわれます。

この気管支喘息の改善にも有効性を示すことで知られるのが、アロエベラです。1985年、八木巌教授と信太隆夫医師らのグループとの共同研究で、気管支喘息に対するアロエの効果について、臨床的な調査が行なわれました。

この臨床研究で使われたのはアロエの仲間であるキダチアロエですが、同様の成分をもつアロエベラについても、そのまま当てはまります。気管支喘息の患者33人( 11~30歳が11人、31~50歳が14人、50歳以上が8人)に対して、6ヶ月にわたり、アロエエキスを経口投与して、その治癒率を調べました。

その結果、気管支鴨息の治癒率は、11~30歳の患者で18.2% 、33~50歳の患者で28.6% 、そして50歳以上の患者で62.5% 、全体で33.3%でした。

さらに、これらの患者に対して血液検査を行なうと、白血球の殺菌作用や会食作用が著しく向上していることが判明しました。これが何を意味しているかといえば、アロエを摂取することで、細菌に打ち勝ったり、炎症を鎮めたりして気管支喘息の治癒率を高めることが期待できるということです。

なお、気管支喘息は体質も大いに関係しますから、アロエベラのさまざまな成分の相互効果で体質改善を試みるのも、有効な手段の1つと考えられます。それには、アロエベラを少なくとも6ヶ月以上は摂取することが肝心です。

一方、気管支炎は風邪や流行性感冒がもとで起こることが多く、気管支内に細菌の繁殖や有害物質の刺激などによって、粘膜に炎症が生じる病気です。それが肺胞にまで及ぶと、気管支肺炎を併発することもあります。

気管支炎は、ときに風邪とも診断される急性のものと、急性気管支炎が移行した慢性のものとがあります。急性の場合、37~39度の発熱があり、せきや濃い疾が出ます。慢性になると、せきが止まらなくなり、濃い疾がからみます。

アロエベラには、消炎作用や血液循環改善作用、また白血球を活性化させて、炎症を起こす原因となる細菌類を消滅させる免疫作用などにより、自然治癒力を高めて、気管支炎の症状を改善させる効果があります。

アロエベラの飲用に加えて、外用としてアロエベラのおろし汁を胸からのどにかけて塗ったり、アロエベラ茶でうがいをすることで一段と効果が高まります。西洋医学では気管支喘息や気管支炎の治療に抗生物質や気管支拡張薬などを使いますが、それとは異なり、アロエベラには副作用がないのも大きな長所といえます。

関連ページ

ページのトップへ戻る